天然石の意味カルセドニー

ABOUT CHALCEDONYカルセドニーについて

カルセドニーは瑪瑙(メノウ)と同じアゲートの仲間。
数あるアゲートの中でも透明度の高いものをカルセドニーと呼ぶことが多いです。

メノウ同様に多色性のある石で、
硬度が高く加工もしやすいことで、様々なアクセサリーに使用されています。

ピンクカルセドニー
淡いピンクの色合いがカワイイです。
マダガスカルなどで天然ピンクカルセドニーが産出されていますが、今では希少。
現在では加熱処理して着色させたものが多いです。
オレンジカルセドニー
みずみずしい映えるオレンジ色のカルセドニーは、一般的には「カーネリアン」として流通することが多いです。
カーネリアンよりもライトなオレンジの場合、オレンジカルセドニーという名を使うことがあります。
天然でも世界各地で産出されますが、原石の特性上色合いが様々で、
加熱処理を施して色合いを均一にすることが多いです。
ブルーカルセドニー
ライトで上品な水色が特徴的です。
今ではトルコなどで多く産出されています。
時折ブルーカルセドニーに縞模様が入っている「ブルーレースカルセドニー」も有名です。
(透明度の低いものはブルーレースアゲート)
染色や加熱処理を施したブルーもありますが、見た目が全く違います。
グリーンカルセドニー
現在では主にオーストラリアで産出されることが多いですが、産出量が少なく、比較的珍しい部類です。
発色の良い透き通るグリーンのカルセドニーは「クリソプレーズ」として流通しています。
クリソプレーズよりもライトなパステルグリーンのカルセドニーのことをグリーンカルセドニーと呼ぶことが多いです。
カルセドニーに加熱(または染色)処理を施したもの(一般的にはグリーンアゲート・グリーンオニキス)とは別物です。
ホワイトカルセドニー
白いカルセドニーは世界各地で産出されています。
ほんのり透過した具合が優しい色合いです。
透過していないものはホワイトアゲート(ホワイトオニキス)として流通しています。
イエローカルセドニー
天然としてのイエローのカルセドニーは、ほとんど流通していません。
ホワイトのカルセドニーやオレンジのカルセドニーの中で、イエローっぽい風合いのものを呼ぶこともありますが、ごくわずか。
一般的に流通しているイエローのカルセドニーは「イエローアゲート」として有名ですが、
こちらも加熱・染色処理を施した人工色です。