天然石の意味カーネリアン

ABOUT CARNELIANカーネリアンについて

カーネリアンは瑪瑙(メノウ)の仲間。
正確にはカルセドニーの仲間と言ったほうがいいでしょう。
その中でも透明感のあるみずみずしい赤色が特徴的な天然石です。

肉を意味するラテン語「carnis」が語源。
肉体的な悩みを解決し、無気力な心に勇気と活力を与え、好奇心を刺激すると言われています。
また、人と人との絆を深め、より強い愛情で結びつける恋愛成就のお守りとして、古くから親しまれている石でもあります。

カーネリアンは7月の誕生石の一つとして知られています。

カーネリアン同様、カルセドニーの仲間には色々あります。

ピンクカルセドニー
淡いピンクの色合いがカワイイです。
マダガスカルなどで天然ピンクカルセドニーが産出されていますが、今では希少。
現在では加熱処理して着色させたものが多いです。
オレンジカルセドニー
みずみずしい映えるオレンジ色のカルセドニーは、一般的には「カーネリアン」として流通することが多いです。
カーネリアンよりもライトなオレンジの場合、オレンジカルセドニーという名を使うことがあります。
天然でも世界各地で産出されますが、原石の特性上色合いが様々で、
加熱処理を施して色合いを均一にすることが多いです。
ブルーカルセドニー
ライトで上品な水色が特徴的です。
今ではトルコなどで多く産出されています。
時折ブルーカルセドニーに縞模様が入っている「ブルーレースカルセドニー」も有名です。
(透明度の低いものはブルーレースアゲート)
染色や加熱処理を施したブルーもありますが、見た目が全く違います。
グリーンカルセドニー
現在では主にオーストラリアで産出されることが多いですが、産出量が少なく、比較的珍しい部類です。
発色の良い透き通るグリーンのカルセドニーは「クリソプレーズ」として流通しています。
クリソプレーズよりもライトなパステルグリーンのカルセドニーのことをグリーンカルセドニーと呼ぶことが多いです。
カルセドニーに加熱(または染色)処理を施したもの(一般的にはグリーンアゲート・グリーンオニキス)とは別物です。
ホワイトカルセドニー
白いカルセドニーは世界各地で産出されています。
ほんのり透過した具合が優しい色合いです。
透過していないものはホワイトアゲート(ホワイトオニキス)として流通しています。
イエローカルセドニー
天然としてのイエローのカルセドニーは、ほとんど流通していません。
ホワイトのカルセドニーやオレンジのカルセドニーの中で、イエローっぽい風合いのものを呼ぶこともありますが、ごくわずか。
一般的に流通しているイエローのカルセドニーは「イエローアゲート」として有名ですが、
こちらも加熱・染色処理を施した人工色です。