ペリドットは透明度の高い独特のグリーンが美しい天然石。
8月の誕生石としても有名で、宝石や貴金属などでもあちこちで見かけることが出来ます。
有名な産地としてはパキスタンなどです。
そんなペリドットですが、
実はレアストーンのひとつとして、業界でも一目おかれている天然石なのです。
産出量としてはそんなに少ないわけでもなく、
一般的には多く流通しています。
そんなペリドットが何故レアストーンなの?
と思う方も多いかも知れません。
では、販売されているペリドットを改めて見てみましょう。
…
…う~ん。
…うほ!?
何か気がつきましたか?
ペリドットって小さな石ばかり?
そうなんです。
ペリドットは、その原石の特性上、あまり大きな原石として産出されません。
なので、小さなサイズのペリドットばかりが市場に流通しています。
粒のサイズとしては6~8mm程度が一般的です。
では、大きなサイズのペリドットはあるの?
ペリドットの結晶そのもので「何十センチ」というものは、まずないと思いますが、
原石として2~3cm程度のものでしたら、比較的大きめと言え、手に入ると思います。
しかし原石を加工してビーズにすると…
頑張っても12mmくらいが限界でしょう。
※写真は12.5mmと6mmの比較
大粒になると、どうしても原石由来の傷やインクルージョンが多く目立ってしましますので、
なかなか綺麗なビーズはありません。
それでも大粒のペリドットは希少なので、市場価格はとても高価です。
もしどこかの店頭などで、大粒のペリドットブレスを見つけたら、
品質、価格を見てみてください。
「そんなに綺麗じゃないのに、このお値段!?」
色々な意味で驚きを隠せないでしょう!
みずみずしいグリーンのペリドット。
当店では小粒のみ扱っています。
だって、ペリドットの良さは小粒!
小粒だから綺麗で可愛いのですから(笑